公開された監視カメラの映像には、オムツを履いた幼児が、銃を振り回しながらアパートの廊下を歩き回る姿が映っている。 警察は近隣住民から「幼児が銃を持っている」と通報を受け、アパートに向かった。しかしオズボーン容疑者が銃の所有を否定したため、2分足らずでその場を離れた。 アパートから去ろうとする警察に対し、近隣住民は「あの子は銃を持っていた。私に銃を向けて『これ見て。あはは』と言っていたの」と、幼児が銃を持っていたのは間違いないと主張した。 他の近隣住民は、監視カメラの映像を録画したと警察に伝えた。映像を見た警察はアパートに戻り、オズボーン容疑者の部屋を調べたところ、銃が見つかった。 ビーチグローブ警察署のザック・ホーガン巡査部長によると、銃の薬室には弾丸は入っていなかったものの、弾倉には最大数まで入っていたという。 「この子は銃で自分を傷つけることも、父親や多くの人を傷つけることもできたかもしれない」と、ホーガン巡査部長は語った。 オズボーン容疑者は警察に対し、銃は彼のいとこの所有物で、家に置いていったと話したが、警察はこの主張に懐疑的だ。 またオズボーン容疑者は以前、窃盗と偽造の重罪で有罪判決を受けたことがあるという。この場合、連邦法下では、オズボーン容疑者の銃の所有は違法になる。 銃で遊んでいた幼児は一緒に住んでいる母親の元に戻り、その後、オズボーン容疑者は勾留された。オズボーン容疑者は1月17日午後(現地時間)に、裁判所へ出廷する予定だ。 ビーチグローブ市長のデニス・バックリー氏は声明で「幼児をはじめ、誰にも怪我がなくて本当によかった」「ビーチグローブ警察の迅速な対応で、幼児と、問題になっていた銃が安全に確保されたことに感謝します」と述べた。 この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟

                                            - 35                                            - 28                                            - 45                                            - 10                                            - 62