今日11月8日は、皆既月食に加えて、月が天王星を隠す「天王星食」も観測できる大チャンス(小笠原諸島を除く)。 皆既月食中に惑星食が起こるのは、なんと442年ぶりなんだとか。 そんな風に悩んでいるのは筆者だけではないはず。 そこで、国立天文台が教える「月食を写真に写す方法」をご紹介します!!

気をつけるポイントは5つ!

月食を撮影する時は、ストロボがオンになっていると、近くのホコリなどが光を反射して写り込んでしまうことがあります。 スマートフォンの場合でも、フラッシュはオフに設定しておきましょう。

2.ピントを合わせる

カメラやスマートフォンの自動ピント調整機能は、暗い背景に一点だけ明るく存在する月にピントを合わせるのが苦手なこともあるそう。 そのため、手動で調整できるカメラの場合には、ピントは「無限遠」に合わせることをおすすめしています。 設定を細かく動かせないスマホの場合は、「ナイトモード」に切り替えると撮りやすいです。 iPhoneであれば、事前に明るい一点の画面を長押しして「AE/AFロック」を使用すると明るさとピントを固定できます。 筆者は普段、iPhoneで星を撮る際にはこの機能を使っています。

3.月の見かけの大きさは思いのほか小さい

スマートフォンなどでは、レンズの視野が広いことから月がとても小さく写ります。 そのため、月の模様などまでしっかり写すのが難しい場合も…。 スマホのカメラの場合は「光学ズーム」でなるべく倍率をあげてみてください。

4.背景に比べて月はとても明るい

自動設定で月の写真を撮影する際には、どうしてもカメラが背景の夜空に明るさを合わせてしまうため、明るすぎる月を上手く写すことはできません。 そのため、露出を低く調整することで、月が明るくなりすぎず、綺麗に撮影することが可能になります。 ただし、月食の進行中は、逆に暗くなりすぎて写りにくくなる時もあります。 その時に合わせて露出を調整していくことが肝心です🔦

5.カメラを固定する

レンズが望遠になればなるほど、手ブレによる写真のブレは大きくなります。 めったにない「皆既月食×天王星食」、以上のポイントを意識するだけで綺麗に思い出として残せちゃうかもしれません📷🌘

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