「OLYMPIA AMATEUR JAPAN 2022」はアマチュア最高峰のボディコンテスト。優勝者はプロに昇格し、翌日のプロコンテスト「JAPAN PRO 2022」に出場できます。 「JAPAN PRO 2022」での勝者は、ボディビルの最高峰と呼ばれる国際大会「ミスター・オリンピア」への出場権を獲得できるという超ヘビーなイベント! ボディビル素人の私でも「ミスター・オリンピア」は聞いたことがあります。シュワちゃんが優勝していたやつだよね。 今回のイベントは2 DAYS。私が参加した2日目だけでも、6種類もの競技がありました。そこからさらに初心者枠があったり重量別に分かれていたりするので、相当な幅があります。 君はプロマッチョ!?一般マッチョ!?どっちなの!? 昨日参加した人、今日参加する人、マッチョ仲間などがどんどん現れる。 筋肉のカットが出るよう極限まで絞って「水抜き」をするので、カリカリになっている人は参加側だな〜となんとなくわかるようになってくる。 表現力など含む総合的外観、カリスマ性も審査基準に入ります。 そのため、ファースト・コール前の空気がいちばんピリついている。 ファースト・コールが終わると、中位グループ、下位グループと数人ごとに呼び出しがある。 どのコールでも、さらにグループ内でポジションをかなり頻繁に入れ替える。「◯番と◯番、立ち位置交換して」みたいな。そして、中央によればよるほど上位らしい。 端から真ん中に移動すると、会場が「お〜!」とどよめく。 推しが最初から中央だと「どや、うちの推しやねん」ってなる。 明日から運動しようかな。筋トレモチベ湧いてきたな。 ブースで売ってたイケてるジャージ買って帰ろうかな。 メンズフィジークは、ご覧の通りボードショーツやサーフパンツが衣装として決まっています。FWJによると「ビーチで目を引くカッコよさが重要」。引き締まった肉体、主に上半身に審査の重点があるらしい。 ここで気になるポイント:国ごとにどんな掛け声が定番なんだろう? 言語や文化によって、そもそも掛け声をする/しないの違いもありそう。 今大会は厳密にいうと「ボディビル212」という、約96キログラム以下のクラスらしい。 海外のオープン(体重制限なし)だと、極限まで絞った状態、つまりほぼ内臓と筋肉だけの状態でも120キログラムくらいある選手もざらだという。戸愚呂弟120パーセントじゃん、死んじゃうよ…。 大丈夫です、3日くらいで元の感覚に戻りました。 でも見ているうちに、だんだんと違いがわかってくる。それがボディビルの魅力。 あとは審査も魅力のひとつです。ボディビルは体が「X」の形…つまり肩幅が広く、ウエストが締まっていて脚が広がっている体形。メンズフィジークは逆三角形の「V」。ビキニはすり鉢状の体形。こうやってカテゴリごとに体つきが違い、審査基準も違う。 そして人が審査するので、好みがある。ここもおもしろいと思います。 例えば100メートル走みたいに、タイムが何秒だから勝ちという絶対的な基準がない。(相対的な競技という点が)ボディビルのおもしろいところですね。 今日見ていても、ボディビルカテゴリ最高峰の大会だと、そこまで体を作るためには20代と30代で差が生まれてしまう。 でも、メンズフィジークやビキニというカテゴリが生まれたことで裾野が広がりました。そしてそれに憧れる人が増えているから、若い人が増えています。だから、若者層の取り込みに注力したいですね。 特にビキニ。(フィットネスに興味のある)女性の割合が昔より増えているので、女性ファンはこれから増えると思います。 ボディビルってどうしても「おじさんが好きなもの」なイメージがあるけど、とにかく年齢層が広がりました! 今日のお客さんも若い人が多かったでしょう?
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January 21, 2023 · 1 min · 38 words · Lawrence Guy